ごみ焼却処理施設の現状と課題 ~循環型地域エネルギーシステムを目指して~

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現在のごみ処理プロセスは、可燃性廃棄物の焼却処理による減容化、安定化処理が主であり、資源循環機能としては、スラグ化金属回収等のマテリアルリサイクル、焼却時における熱回収及びそれを利用した発電などがあげられる。しかし、それらは、従来の安全・衛生処理の副次的な循環機能となっており、施設機能、施設規模、搬入物質の性状等による制約から、十分に効率化・最適化されたものとなっていない。そこで、著者ら(PEGASUS研究会)は、平成19年1月に全国のごみ焼却処理施設を対象に、循環型地域システムの構築に向けた課題の把握を目的に、施設の運転状況や資源循環等に関する実態についてのアンケート調査を実施した。本研究では、このアンケート調査結果を総括し、それに基づいてごみ焼却プロセスにおける課題についての検討を行ったものである。

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  • CRID
    1390282680644833664
  • NII論文ID
    130004640466
  • DOI
    10.14912/jswmepac.18.0.49.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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