北九州市民環境パスポート事業の展開と都市環境指標の評価

説明

環境問題の深刻化に伴い,持続可能な社会の構築が急がれている.都市の持続可能性という観点では,環境分野のみならず,地域の社会・経済の発展という側面からのアプローチが求められる.これを両立し,実行するための方策のひとつとして,われわれは地域環境通貨を提唱してきた.  本稿では,北九州市で行われている北九州市民環境パスポート事業(以下,環境パスポート)での実証実験をもとに,ポイントの交換履歴を追跡するシステムと市民活動の情報収集および開示を推進する手段として,カンパスサイトの開発について取り上げる.また,市民の環境に対する取り組みの集合体として,都市全体の環境負荷を算出し,環境負荷の変動の要因や削減方法について考察した.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680644839936
  • NII論文ID
    130004640467
  • DOI
    10.14912/jswmepac.18.0.5.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ