膝蓋大腿関節障害の理学療法
書誌事項
- 公開日
- 2007
- DOI
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- 10.11529/thpt.23.0.o057.0
- 公開者
- 東海北陸理学療法学術大会
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説明
【はじめに】膝蓋大腿関節障害(Patello Femoral Pain Syndrome:PFPS)は臨床上よく見られるスポーツ障害のひとつである。PFPSの発生要因としてQ-angleの増大や膝関節外反、大腿骨内旋、膝蓋骨高位などのさまざまなmalalignmentが指摘される。我々は第22回東海北陸理学療法学術大会において、大殿筋、下腿三頭筋の筋出力の低下、内転筋のタイトネスがいわゆるKnee-inといわれる状態を引き起こし、PFPS発症の一要因となると報告した。今回は股関節機能に着目してPFPS患者の理学療法を行い、その効果を検討したので報告する。<BR> 【対象】対象は、PFPSと診断された患者10名(平均年齢:14.8歳)とした。被験者にはあらかじめ研究の目的、内容を説明し同意を得た。<BR> 【方法】理学療法開始前に、被験者の疼痛、筋力、筋タイトネスの測定、ジャンプ動作解析をおこなった。疼痛の評価にはVisual Analog Scale(VAS)を用い、0~10段階で評価した。筋力の測定は股関節屈曲、伸展、外転、足関節底屈、内反をmicroFET2を用い、make testにて行った。筋タイトネスとして、FFD、身長に対する開脚率を測定した。ジャンプ動作解析では、被験者の大転子、膝蓋骨中央、腓骨外果にマーカーを貼り付け、約20cmの台よりドロップジャンプをおこなわせた。正面からデジタルビデオカメラで撮影し、Anima社製MA-1000にて二次元動作解析をおこなった。得られたデータより着地時の前額面上での両股関節・膝関節・足関節の距離を測定し、股関節距離を基準に膝関節距離の割合(K/H)、足関節距離の割合(A/H)を求めた。理学療法は、ホームエクササイズとして股関節、足関節を中心にストレッチ、筋力増強、stabilization、来院時にDYJOC、ジャンプ動作訓練・指導をおこなった。6週の理学療法実施後、再度各項目についての評価をおこない、理学療法効果について検討した。統計処理はWilcoxon符号順位検定を用い、危険率5%とした。<BR> 【結果】理学療法開始より6週後には、開脚率・FFDは増加し、股関節屈曲・伸展・外転、足関節底屈・内反筋力も増加した(p<0.05)。ジャンプ着地時のK/Hは増大した(p<0.05)。VASも減少した。<BR> 【考察】内転筋のタイトネスの改善や股関節伸筋筋力の増大が、ジャンプ時のK/Hの減少、いわゆるKnee inの減少につながったと考えられる。またストレッチや筋力増強に加えジャンプ動作をおこなうことで、より動作時のKnee inの減少、疼痛の軽減につながったのではないかと考えられた。
収録刊行物
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- 東海北陸理学療法学術大会誌
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東海北陸理学療法学術大会誌 23 (0), O057-O057, 2007
東海北陸理学療法学術大会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680644872320
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- NII論文ID
- 130007006760
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可