広島県温井ダムにおける樹木による法面緑化のためのゾーニング計画策定案

書誌事項

タイトル別名
  • Tentative Soning Plan of Revegetation to Artificial Slopes by Trees at the Nukui Dam, Hiroshima Prefecture
  • ヒロシマケン ヌクイ ダム ニ オケル ジュモク ニ ヨル ノリメン リョクカ ノ タメ ノ ゾーニング ケイカク サクテイアン

この論文をさがす

説明

近年, 法面緑化には周辺生態系や景観との調和が求められているが, 事業全体における包括的な緑化計画を検討した例は少ない。そこで広島県温井ダムにおいて多数生じた大規模法面に対し, 効率的で効果的な緑化のためのゾーニング計画を策定した。まず法面の緑化優先順位を決定するため, 地形から計算した各法面の可視領域図と土地利用図を重ね合わせることで, 実際に人の目に触れやすい法面を順位付けした。次に植生図を用いて, 周辺域の代表的な群落の空間分布を把握し, 法面の目標植生を決定した。更に周辺域の植生調査から緑化樹種候補6種の生育方位, 傾斜の傾向を解析し, それらと各法面の地形や配置を考慮して法面のゾーニングを行った。

収録刊行物

被引用文献 (3)*注記

もっと見る

参考文献 (15)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ