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- 小林 章
- 東京農業大学地域環境科学部造園科学科
書誌事項
- タイトル別名
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- The Meaning of Tomuro-stone Usage in Kanazawa City
- カナザワ ニ オケル トムロイシ リヨウ ノ イギ
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説明
戸室石は金沢産の安山岩で赤と青の色がある。その利用史と利用の意義を, 現地調査と文献調査により研究した。<BR>金沢における戸室石利用の意義は以下のようにまとめられた。<BR>(1) 戸室石の色は明快であるため, 金沢では石の赤色が普遍的であり, 文字どおりの地方色を表わしてきた。<BR>(2) 青戸室も普及し, 金沢は日本には希有な, 加工した安山岩による赤・青の配色の伝統文化を持った。<BR>(3) 赤・青の戸室石は, 金沢の土木・建築・庭園の材料として色彩を活かされ, 高い文化的要素となった。
収録刊行物
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- ランドスケープ研究
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ランドスケープ研究 65 (5), 487-490, 2002-03-30
公益社団法人 日本造園学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680645933568
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- NII論文ID
- 110004308287
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- NII書誌ID
- AN10455955
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- ISSN
- 13484559
- 13408984
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- NDL書誌ID
- 6224320
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可