高架橋上の人工地盤緑化地における底面貯水層の効果
書誌事項
- タイトル別名
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- The Effect of a Rain Water Store under the Layer of Fill-up Soil on the Overhead Line
- コウカキョウ ジョウ ノ ジンコウ ジバン リョッカチ ニ オケル テイメン
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抄録
奈良県大和高田市の高架橋上に造成した人工地盤緑化試験区において, 雨水の底面貯水層の効果の検証を行った。植栽後約1年目の地被類と低木類の枯死率と被覆面積を土壌種類の違い, 貯水層の有無, 貯水層への通気の有無で比較した結果, 人工土壌の使用は生育量を増大させる場合が多いものの, 枯死率の増大など逆の効果もあり, 一概に優れているとは言えないこと, 底面貯水は枯死率を引き下げるには有効だが, 生育量の増大には寄与しない場合もあること, 底面貯水層への通気の効果はほとんど認められないことなどが把握された。貯水層の効果は, 土壌種, 植栽植物種の違いにより様々であり, ときには全く逆の結果をもたらすこともあることが分かった。
収録刊行物
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- ランドスケープ研究
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ランドスケープ研究 61 (5), 475-478, 1998-03-30
公益社団法人 日本造園学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680646575616
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- NII論文ID
- 110004307869
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- NII書誌ID
- AN10455955
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- ISSN
- 13484559
- 13408984
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- NDL書誌ID
- 4490979
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可