日比谷公園に見る空間分節とその装置デザイン

  • 杉田 早苗
    東京工業大学大学院情報理工学研究科
  • 堀 繁
    東京工業大学大学院情報理工学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Spatial Articulation and Design of Means, Case Study at the Hibiya Park
  • ヒビヤ コウエン ニ ミル クウカン ブンセツ ト ソノ ソウチ デザイン

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抄録

都市公園設計におけるデザイン目標とデザイン手法の基礎的知見を得るために, 日比谷公園を対象に内部空間の分節状況と分節装置の形態の現状を調査した。その結果, 以下のことがわかった。1) 空間は9タイプ, 27ケ所に整理でき, 休養空間が数も多く面積も大きい。2) 分節装置の素材は植物が中心だが, 石積みや柵も場所によっては使われていた。3) 分節装置の効果は, 独立性, 借景性, 誘引性, 印象緩和性, 景観資源性の5つが確認された。4) 分節装置のデザイン目標とデザイン手法の関係を明らかにし, 13のデザインの型を抽出した。

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