札幌における1942年決定の都市計画白石公園に関する研究

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タイトル別名
  • A Study on the Shiroishi Park of Sapporo Decided in 1942
  • サッポロ ニ オケル 1942ネン ケッテイ ノ トシ ケイカク シロイシ コウエン ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

白石公園は1942年に都市計画決定され, 同時に2カ年継続事業として事業決定もされた。白石公園の特徴は風致地区と一体となって計画されたこと, 公園面積の40%が市民農園として計画されていたこと, そして同時期に計画された5公園の中で最大の面積であったことがあげられる。本稿では, こうした特色ある白石公園が戦後, 自作農創設地の対象となり, その結果大きく規模を縮小せざるをえなくなった経緯についてまとめたものである。戦前決定の都市計画公園の事業化に関しては詳しく述べられたものが少なく, 特に札幌に関しては皆無である。そのため本稿は日本の都市計画行政を振り返るにあたって意義あるものである。

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参考文献 (28)*注記

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