ファジィ集合を用いた形態学的連想記憶について

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タイトル別名
  • Morphological Associative Memories Based on Fuzzy Sets

抄録

連想記憶に関する研究が注目されているが、ホップフィールドモデルに代表される従来の連想記憶モデルにおいては、性能の限界も感じられる。形態学的連想記憶モデルでは、記憶容量の制限がなくなるなど連想記憶としての性能の向上が期待されている。Ritterは、記憶配列WとMを持つ形態学的連想記憶モデルを提案した。Wは欠落雑音を含むパターンに対して想起率が良く、Mは付加雑音を含むパターンをうまく想起できる。しかしながら、WとMは、欠落雑音と付加雑音の両方を含む一般雑音はうまく想起することができない。本報告では、形態学的連想記憶の内部的計算過程にファジィ集合の概念を当てはめた方法について述べる。この手法では、核と呼ばれる学習パターンの芯となるビットを見出し利用する必要があり、実験でこの手法の一般雑音を含む学習パターンにおける核の個数と想起率の関係について検証した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680648238976
  • NII論文ID
    130005035284
  • DOI
    10.14864/fss.24.0.51.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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