情動喚起刺激の感情価とArousalが再生記憶に及ぼす影響
書誌事項
- タイトル別名
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- The influence of valece and arousal on cognition memory
説明
強い情動を喚起するような刺激が呈示されると,記憶に促進,あるいは抑制の影響がみられることがわかっている。本研究では,情動を喚起するような刺激を呈示させ,刺激の感情価(快-不快)とArousal(覚醒度)の高さが,記憶成績に及ぼす影響について検討する。<br> 予備調査では,写真スライドを呈示して印象評定を行い,Arousal,感情価,スライドの言語化しやすさについて評定させた。評定された写真をArousal(高-低)と感情価(快-不快)の2軸で分け,4群(快-高覚醒/快-低覚醒/不快-高覚醒/不快-低覚醒)に分類し,本実験で用いる刺激とした。<br> 本実験では,4群の写真をランダムに呈示し,予備調査と同様に印象評定を行う。直後に再生テストを実施し,覚えている写真をすべて報告させる。写真についての記憶成績を分析することで,Arousalや感情価によって記憶にどのような影響が与えられているかを検討する。
収録刊行物
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- 日本認知心理学会発表論文集
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日本認知心理学会発表論文集 2012 (0), 109-, 2012
日本認知心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680652589952
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- NII論文ID
- 130005456325
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可