ビデオ文脈の反復様式が対連合学習におよぼす効果

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of same- and different-context repetitions of video contexts on paired associate learning

説明

反復学習の文脈の異動(SCR vs. DCR,実験参加者内要因) × 文脈手がかり負荷(1 vs. 3 vs. 12,実験参加者間要因,各群20名)の2要因混合計画で,マルチ文脈パラダイムにおけるビデオ文脈の効果を調べた。個別実験で,大学生に24対のイタリア語とその日本語訳の項目対を意図学習させた。24対のうち12対は同じビデオ文脈(SCR条件)で,残り12対は異なる文脈で2度学習させた。各項目対は,1対ずつ,5秒のビデオ文脈の中央に赤文字で提示した。1つのビデオ文脈に対し,条件ごとに1対,3対,12対の項目対を組み合わせた。手がかり負荷3,12条件では,同じビデオ文脈を連続提示した。反復間隔と保持期間では2分の計算課題をさせた。テスト用紙にイタリア語24個の刺激項のみを提示し,筆記再生テストを行わせた。実験の結果,全ての手がかり負荷条件で,SCR条件の成績がDCR条件よりも高かった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680653593856
  • NII論文ID
    130005472824
  • DOI
    10.14875/cogpsy.2013.0_89
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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