先行運動の継続期間と変更準備期間の長さが運動変更に与える影響

DOI
  • 勝原  摩耶
    理化学研究所 理研-BSIトヨタ連携センター
  • 井関 龍太
    理化学研究所 理研-BSIトヨタ連携センター
  • 上田 彩子
    理化学研究所 理研-BSIトヨタ連携センター
  • 熊田 孝恒
    理化学研究所 理研-BSIトヨタ連携センター 京都大学情報学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • The effect of the previous movement duration and the length of the change preparation phase on the action change time
  • 運動変更時間の年齢差の検討
  • The age difference in action change time

抄録

先行研究(勝原他,2013, 認知心大会)から,高齢者における運動変更の遅延の背景には前後の運動の終了/開始に関わる並列処理の困難さが関わっていることと,事前予告による変更準備の効果が高齢者において若年者よりも少ないことが示された。ただし,高齢者においてもより長い変更準備期間があれば,運動変更時間が縮小する可能性も考えられる。しかし一方で,運動1の継続期間が長いとその後の運動変更時間を長くする可能性もある。そこで,本研究では,予告による変更準備に対して,運動1の継続期間と,変更タイミングまでの準備期間の長さがどのように影響するのか,とそれらの年齢差について検討した。そのため,Action change Task(手の運動変更課題;勝原他,2013)を改変した実験1,2を実施し,2つの年齢群における運動変更時間を比較した。

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680653804160
  • NII論文ID
    130005480933
  • DOI
    10.14875/cogpsy.2014.0_21
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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