Ag(111)表面上に低温吸着した酸素分子のSTM観察
説明
スピンを持つ酸素分子が金属表面に物理吸着する場合、化学吸着時の様な電荷移動は生じず、スピンを保持する事が知られている。実際、Ag(111)表面上の物理吸着酸素層をLEEDで観測した実験では、固体酸素と同等の構造をとる事が示唆されており、表面の影響が無視できると期待される。そこで、Ag(111)表面上に低温吸着した酸素分子に関して、STMを用いてその吸着構造や電子状態の観測を行ったので報告する。
収録刊行物
-
- 表面科学学術講演会要旨集
-
表面科学学術講演会要旨集 34 (0), 19-, 2014
公益社団法人 日本表面真空学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680654454912
-
- NII論文ID
- 130005481124
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可