Flocculation-SERS法による溶液中のイオンの捕捉と吸着状態解析

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抄録

溶液中の目的化学種を銀ナノ粒子(AgNP)との相互作用を利用して捕捉し、AgNPの近接状態形成により生じる局在表面プラズモン共鳴(LSP)のカップリングを利用したFlocculation-SERS法の開発を行っている。<br>AgNP表面にSAM膜を形成し、PMBAアニオンの-COO-及びPATPカチオンの-NH3+と溶液中の電荷の異なる対イオンとの静電引力を利用して、対イオンを捕捉と水和状態を明らかにした。溶液中のpH制御により、近接状態にある銀ナノ粒子表面のPMBAのプロトン解離状態が制御できることを見いだした。

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  • CRID
    1390282680654663680
  • NII論文ID
    130005481128
  • DOI
    10.14886/sssj2008.34.0_44
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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