Au(111)上のフッ化フラーレンC<SUB>60</SUB>F<SUB>36</SUB>のSTM観察
書誌事項
- タイトル別名
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- The STM observation of fluorinated fullerene C<SUB>60</SUB>F<SUB>36</SUB> on Au(111)
説明
フラーレン(C60)を、電気陰性度の高いフッ素(F)で修飾したフッ化フラーレンは強い吸電子性を示す。本講演では、その一つであるC60F36をAu(111)上に吸着させ、走査トンネル顕微鏡(STM)及びトンネル分光(STS)を用いて観察した結果を報告する。<BR>C60F36は六回対称性を持つ分子島を形成し、そのバンドギャップは約3.6eVと、C60より高い値であることが分かった。また、対称性が異なる二つの分子内構造が観察された。
収録刊行物
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- 表面科学学術講演会要旨集
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表面科学学術講演会要旨集 29 (0), 222-222, 2009
公益社団法人 日本表面真空学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680656839168
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- NII論文ID
- 130004674206
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可