前翼型表面効果翼船の小型自航模型の試作

書誌事項

タイトル別名
  • On the experimental self-propulsion model of the canard type Wing-In-Surface-Effect-Ship

説明

表面効果翼船(WISES)は、空中翼の性能が水面近くで改善される現象(表面効果)を利用した高速船である。<br>筆者らは、波浪中での離着水により適した新コンセプトとして、推進器と水平安定翼を船首に配置する前翼型WISESを提案している。これは、船体後部を短くし、離着水時に高迎角姿勢をとることで、波浪中で効果の薄いPARに依存せずに高揚力を得る事を狙っている。<br>機構的には単純な形式であるが、表面効果内での主翼、前翼と推進器後流の干渉を含むため、解析的な扱いは容易でない。そこで無線操縦可能な自航模型により、実際の走行状態を調べる事にした。<br>本論文では、前翼型WISESの特徴、小型自航模型の概要および航走試験の結果を報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680666761856
  • NII論文ID
    130007011315
  • DOI
    10.14856/ksnajproc.2003s.0.000014.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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