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MRI evaluation of penetration of tomato sauce ingredients into pasta boiled for various time
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- Nakanishi Yumiko
- Nisshin Seifun Group Inc.
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- Eguchi Yui
- Nisshin Seifun Group Inc.
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- Irie Kentaro
- Nisshin Seifun Group Inc.
Bibliographic Information
- Other Title
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- <b>茹で時間の異なるパスタの内部へのトマトソース由来成分の浸透のMRIによる評価</b>
Description
【目的】パスタはイタリアを起源とし、いまではすっかり日本にも定着した料理である。パスタは通常、ソースと絡めた状態で食べられるものであるため、その状態で評価される必要があるが、これまでの研究ではパスタ単独もしくはソース単独での評価がほとんどであった。最近では消費者の志向も高度なものになってきており、パスタメニューのさらなる高品質化を目指すためにはソースを絡めた状態でのパスタを評価する必要がある。そこで本研究では、トマトソースを絡めたパスタについて、茹で時間によりソース由来成分の浸透度合いや分布がどう変わるか、MRIにより評価した。<br />【方法】太さ1.7mm径のスパゲティを3条件の時間で茹で(短:6分30秒、中:8分30秒、長:11分)、トマトソースに浸して絡めた。これらをソースから取り出し、MRIによる分析を行い、T2値を指標として評価した。比較としてトマトソースを絡めないサンプルも測定した。<br />【結果】全てのサンプルにおいて、パスタ断面の表層から0.5mmまでは、ソースを絡めることでT2値が低下した。8分30秒茹でのパスタでは、中心部のT2値がソースを絡めることで上昇した。11分茹でのパスタでは、ソースを絡めた後に中心部のT2値がわずかに低下しているように見られた。6分30秒茹でのパスタではソースを絡める前と後のサンプルが共に中心部のT2値が検出限界以下の値をとっていたため、ソースが浸透しているかどうかを判断することができなかった。8分30秒茹で、11分茹でのパスタにおいてはソースを絡めることにより中心部までT2値に変化が生じており、ソースの成分が浸透していることが示唆された。
Journal
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- Abstracts of the Annual Meeting of the Japan Society of Cookery Science
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Abstracts of the Annual Meeting of the Japan Society of Cookery Science 29 (0), 22-, 2017
The Japan Society of Cookery Science
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680669177472
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- NII Article ID
- 130006035140
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed