中国雲貴高原東部の少数民族の生業形態—従江県·山崗村, 丹寨県·送隴村を事例として—

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タイトル別名
  • The Life Style of Minority Groups in the Eastern Part of the Unkwei Plateau, China—A case study of Shan Gang village and Song Long village

抄録

中国には55の少数民族がいる。本発表では雲貴高原東部を中心に分布·居住する少数民族を事例として、雲貴高原に居住する少数民族の生業形態の特色について報告する。ミャオ族は、山麓や「〓子」などに居住する「平地ミャオ」族と、山腹斜面などに分布する「高坡ミャオ」族とに二分できる。事例とした山崗村および送隴村はともに「高坡ミャオ」族の集落で、現在では天水利用の水田耕作が生業形態の特色となっている。しかし、詳細に検討してみると、山崗村では、主食である飯米が2ヶ月不足する家がみられ、送隴村では主食は自給できるが、現金収入が殆ど得られない。同様の生業形態を実施しているミャオ族の集落を聞き取り資料から分析した。

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  • CRID
    1390282680670235648
  • NII論文ID
    130007016506
  • DOI
    10.14866/ajg.2002a.0.115.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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