アメリカで暮らす既婚日本人女性の雇用パターンにみる日本的価値規範

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タイトル別名
  • The Employment Pattern and the Underlying Value Orientation of Japan-born Japanese Wives in the United States

抄録

本研究の目的は,アメリカン・コミュニティ・サーベイを用いて,結婚や出産後も就業継続がより容易なアメリカに暮らす既婚の日本人女性を対象に分析することで,自然実験的に,日本人女性の専業主婦志向やその背後の価値規範を,他の6カ国のアジア出身女性との比較の上で明らかにすることである。ロジット分析による分析の結果,雇用獲得と関係する複数の要因を調整した上でもなお,アメリカに暮らす既婚の日本人女性の雇用割合は他のアジア出身女性よりも目立って低いこと,特に教育水準や夫の収入,3歳以下の実子の有無,夫婦間のエスニシティの差異などの説明変数の効果に他国の出身女性とは異なるパターンを見出した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680671839104
  • NII論文ID
    130005279883
  • DOI
    10.14866/ajg.2016a.0_100164
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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