平行板プラストメーターによるドットゲイン予測
書誌事項
- タイトル別名
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- Mechanical dot gain predicted from parallel plate plastometer theory
説明
現行の多色印刷においてメカニカルドットゲイン(印刷網点の肥り)は階調再現に重要な役割を演じるが, 特に高精細印刷の場合, メカニカルドットゲインは単位面当りの網点サイズに対応して大きくなるので階調再現に及ぼす影響は大きい。本研究は, 印刷時でのドットゲイン予測の為の指標を得る目的で, 平行板プラストメーター理論よりドットゲインと, 網点サイズ, インキ粘性, インキ膜厚, 印刷速度および印刷圧の, 各印刷条件因子を関係付ける式を導出し, 既報の印刷試験データを用いて, この式を検証した。その結果ドットゲインの予測値は, 線幅600から1000線/1インチの高精細印刷の中間調領域に対しては実験的に得られているドットゲイン値0.2∼0.3と比較し, 概ね一致する値が得られた。
収録刊行物
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- 日本印刷学会 研究発表会 要旨集
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日本印刷学会 研究発表会 要旨集 108 (0), 9-9, 2002
社団法人 日本印刷学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680674588928
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- NII論文ID
- 130007018127
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可