Alloy617溶接金属時効過程における組織と機械的特性変化

荻原 寛之, 中西 新史, 水本 隆哉, 才田 一幸, 西本 和俊, 平田 弘征, 小川 和博

doi:10.14920/jwstaikai.2009f.0.94.0

Alloy617溶接金属時効過程における組織と機械的特性変化

DOI

荻原寛之

大阪大学大学院工学研究科
中西新史

大阪大学大学院工学研究科
水本隆哉

大阪大学大学院工学研究科
才田一幸

大阪大学大学院工学研究科
西本和俊

大阪大学大学院工学研究科
平田弘征

住友金属工業(株)　総合技術研究所
小川和博

住友金属工業(株)　総合技術研究所

書誌事項

タイトル別名

Changes in microstructural and mechanical properties of Alloy617 weld metal with aging at 700 ºC.

説明

Ni基耐熱耐食合金Alloy617ノンフィラープラズマ溶接材を対象とし700 ℃時効過程での溶接金属部の微細組織－衝撃特性変化解明を目的とした。100h時効材でM23C6の増加および吸収エネルギーの低下を確認した。時効材の破壊様態は延性破壊であり、亀裂は析出物形成領域を選択的に進展することを示した。