水力発電施設においてクラッド管溶接部に生じた微生物誘起腐食事例とその対策

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タイトル別名
  • A case study and prevention of microbially induced corrosion of clad pipe weldment in a hydroelectric power plant

抄録

水力発電施設に用いられていたクラッド管において,運転開始より2年半経過後に腐食が認められた.腐食は現場で行った周方向の溶接金属部においてのみ生じていた.この腐食の原因について検討を行ったところ,微生物誘起腐食であると推察された.この推察を基にして対策を行ったところ,対策施工後3年が経過した時点で腐食の再発は認められず,従って,施した対策は微生物誘起腐食に対して有効であったと思われる.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680675161728
  • NII論文ID
    130006259130
  • DOI
    10.14920/jwstaikai.2017f.0_154
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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