森林簿・森林計画図情報と地籍情報との整合性に関する検討
書誌事項
- タイトル別名
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- The consistency of forest plannning information with cadastral information
説明
近年、地域の森林管理にGISが用いられるケースが増加している。こうした森林GIS構築の際には、基礎情報として森林簿と森林計画図が用いられることが多い。周知のとおり、森林簿と森林計画図は、森林計画制度のための基礎情報であり、国や都道府県全体の森林の状態を把握するために、現在も一定の役割を果たしていると考えられる。しかしながら、市町村や森林組合などが地域の森林管理に用いる情報としては、森林簿・森林計画図にはモニタリング機能の欠如などがあり、十分なものとは云えない。地域の森林管理に利する、今後の森林GISの発展方向として、森林簿・森林計画図システムそれ自体の改善が模索される必要がある一方で、森林簿・森林計画図以外の地域内の基礎情報について、森林管理のための利用可能性を検討することが求められる。本報告では、地域の基礎情報の一つである、地籍情報について、森林簿・森林計画図システムと地籍情報システムとの整合性・相互利用可能性について検討することを目的とする。
収録刊行物
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- 日本林学会大会発表データベース
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日本林学会大会発表データベース 114 (0), 181-181, 2003
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680680128896
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- NII論文ID
- 130007019876
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可