航空機LiDARデータを用いた管理状態の異なる竹林の分類

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タイトル別名
  • Classification of different types of managed bamboo forests using airborne LiDAR data

抄録

本研究では、full-waveform LiDARで観測された竹林の林分構造を「管理」「倒伏なし放置」「倒伏あり放置」「管理再開」の4クラスにLiDARデータで分類可能かどうかを検討した。分類に使用したデータは、レーザービームに対してある閾値を基に4種類のパルス(First, Intermediate, Last, Only)に分離された点群データ(DEMからの比高に変換済み)である。分類に使用した説明変数としては、樹冠部の全パルスの平均高および各パルスの平均高(5種類)、樹冠部の全パルス数に対する各パルス数の比率(4種類)、全入射パルス数に対する倒伏部の全パルス数および各パルス数の比率(5種 類)、全入射パルス数に対する地面部の全パルス数および各パルス数の比率(5種類)、の全19種類を定義した。RandomForestで分類した結果、 樹冠部の全パルス数に対するFisrtパルス数の比率や全入射パルス数に対する地面部の全パルス数の比率が分類の寄与率の高い変数である傾向がうかがえた。学習データの再分類および検証データの分類の両方に共通した結果としては、管理竹林は高い正答率で分類可能だが管理再開竹林はほとんど誤分類されたことであった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680682985856
  • NII論文ID
    130005048556
  • DOI
    10.11519/jfsc.124.0.423.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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