高分解能衛星画像・マルチコプターによる空撮画像を用いた竹林分布推定手法の検討

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タイトル別名
  • A study of estimation of bamboo distribution area using high resolution satellite and small unmanned aircraft

説明

西日本を中心として管理放棄された竹林の拡大が数多く報告されている。このような放置竹林の管理計画を立案・実行するには対象区域の竹林の分布、面積および隣接する森林への侵入状況を把握する必要がある。そこで本研究では、近年、普及が進んでいる高分解能衛星画像とマルチコプターによる空撮画像の竹林の目視判読への利用可能性について、他の空中写真との比較により検討した。その結果、30cm分解能であるWorldView-3で取得された衛星画像は、従来から目視判読に利用されてきた航空写真とほぼ同程度の様態の竹林を捉えることができるため、目視判読に利用可能だと考えられた。続いて、マルチコプターで竹林の空撮画像を取得したところ、タケ単木単位で判読できるだけでなく、枯死タケ、タケの葉色なども詳細に捉えることができた。これはタケのテクスチャ解析に利用できる可能性がある。さらに、従来の空中写真では判読が困難であった木竹混交林について、マルチコプターによる空撮画像を取得したところ、タケ単木および混交している他の樹種についても判読することが可能であり、現地調査を併せて行うことで木竹混交林の判読に有効であることが示唆された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680684002048
  • NII論文ID
    130005167305
  • DOI
    10.11519/jfsc.127.0_449
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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