森林文化都市飯能のエコツーリズムにおける地域資源の観光対象化とその持続性

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タイトル別名
  • Tourism Resource Management in Hanno Eco-tourism Project

説明

成熟社会のまちづくりにおいて「観光」という視点・手法は今後一層必要とされ、既に関連した様々な分野の主体が地域への関わりを活発化している。特に、2000年前後から、自然環境に配慮した観光を理想とするエコツーリズムを、まちづくり手法として導入する自治体も多数みられる。しかし、エコツーリズムによる地域資源の観光対象化が、まちづくりにおいて十分に機能しうるかどうかは、ほとんど検討されていない。本研究では,地域「資源」の観光「対象」化によるまちづくりとは、『地域住民が「資源」を観光「対象化」することを明確に認識し、持続的に活動し続けることによる資源の広がりおよび資源同士の結びつきによるものである』という仮説を立て,埼玉県飯能市を事例に,まずはその持続性について仮説検証することを目的とする。飯能市は環境省エコツーリズム推進事業の13モデル地区のうち,唯一エコツーリズム推進法による全体構想の認定を受け,2015年に再認定を受けた。本発表では,過去10年分の業務報告書から,推進協議会やエコツアーの実施概要の記述を抽出し,テキストマニングを用いて類型化した結果から観光対象化とその持続性に関する考察を示す。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680684617984
  • NII論文ID
    130005166940
  • DOI
    10.11519/jfsc.127.0_788
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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