ネットワーク効果が働く市場におけるチャレンジャー企業の製品普及戦略への一考察

書誌事項

タイトル別名
  • A discussion for diffusion strategy for a challenger in a market with network effects

説明

ネットワーク効果が働く製品では、市場シェアの獲得が競争優位性の構築につながるため、ある企業の製品が普及し一度高い市場シェアを獲得すると、他社がその市場で新たな製品を普及させることは困難となる。しかし、ネットワーク効果が働く典型的な市場であるパソコン市場において、これまではマイクロソフト社のOSを搭載したPCが大きな市場シェアを有していたのに対し、近年、チャレンジャー企業であるアップル社のOSを搭載したPCがシェアを増加させるという注目すべき事象が見られる。本研究では、この要因を明らかにすることで、ネットワーク効果が働く市場におけるチャレンジャー企業の製品の普及戦略への新たな示唆を得る。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680685219328
  • NII論文ID
    130005176009
  • DOI
    10.11497/jasmin.2016f.0_57
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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