中学校教科書に掲載されている樹種名および森林・林業に関する記述
書誌事項
- タイトル別名
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- Tree species name and descriptive sentence in relation to forest and forestry appeared in junior high school textbook
抄録
<p>前回の報告では,小学校で使用されている教科書に着目して,樹種名および森林・林業に関する用語の出現頻度と取り扱われ方を分析した。今回の研究の目的は,中学校で使用されている教科書に掲載されている樹種名および森林・林業に関する記述の出現頻度と取り扱われ方の分析から,生徒が目にする機会を論じることである。全国で使用されている文部科学省検定教科書の教科書目録にある全学年全教科を対象に,語句の抽出と集計を行った。その結果,理科に関しては「植物の世界」の項目において,マツ,ツバキ,ツツジなどの樹種が多くみられた。国語では物語の季語として,サクラやモミジが多くみられた。歴史や公民では貿易等が扱われている箇所で,果樹等が多く取り扱われていた。ヒノキやスギが多く取り扱われていた唯一の科目は技術であり,木工に関する内容の中で材料として紹介されていた。また,教科の中で森林・林業に関する記述もみられたが,それらに関する記述はごく一部である。教科書に載っている樹種も,私たちの生活の中で目にすることができる果樹等を中心に取り入れられており,樹種名からも生徒が森林・林業について学ぶ機会が少ないことが明らかとなった。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 831-, 2017
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680686068224
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- NII論文ID
- 130007021030
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可