再湿地化火災荒廃地におけるサゴヤシ生産性向上の試み
書誌事項
- タイトル別名
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- An attempt to improve the productivity of sago palm in fire degraded land after re-wetting
抄録
<p> 2000年からの10年間で、スマトラの泥炭湿地林の41.3%にあたる129万haが消失し、その多くがアブラヤシとアカシア植林に転換するために、排水路を切って水位を低下させたために、泥炭土壌の乾燥化による数年に一度生じる大規模な火災により、プランテーションに延焼して充分な生産を行うことができなばかりか、泥炭層の分解による大量の二酸化炭素の放出を招いている。さらに4000万人の人が数ヶ月の間危険な煙の被害を被り、周辺諸国にも深刻な煙害をもたらし、国際的な問題となっている。この様な状況でインドネシア政府は、火災を防止のために排水路の水位を上昇させるダムを設け、200万haの荒廃した泥炭地の再湿地化とそこにおける持続的なパルディカルチュアの構築を目指している。その中の一つの解決策として、湿地での生育が困難なアカシアやアブラヤシに代わる換金作物としてサゴヤシの導入し、在来樹種の混植による半自然林へのなだらかな回帰が提案されている。しかし充分な生産システムが確立していないサゴヤシの普及のためには、泥炭湿地での生産性の安定的な向上が必要であり、多様な泥炭立地に対応した栽培管理法の確立を目指す。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 572-, 2017
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680686610816
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- NII論文ID
- 130007021409
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可