ピア・プレッシャーを考慮したインセンティブシステムの設計
書誌事項
- タイトル別名
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- Design of the incentive system in consideration of peer pressure
- Agency Theory Approach
- エージェンシー理論による接近
説明
企業内の労働者間に生じる競争意識は、チームとしての性質にどのような影響を与えるのであろうか。労働者間での競争意識や相互監視が“ピア・プレッシャー”として作用することで、チームとしての生産性を高める可能性がある一方で、競争意識が高まる事による心理的ストレスが増加することも考えられる。従来、そのような心理的作用を考慮したインセンティブ設計研究では、労働者間での努力量または努力コストの差によって圧力が生じる状況が考慮されてきた。本研究では、労働者間の「成果物」の比較によって“ピア・プレッシャー”が生じる状況を、エージェンシー理論の枠組みで扱い、成果物から生じる心理的圧力を加味したインセンティブシステムの設計を行なう。
収録刊行物
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- 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
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経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2013f (0), 159-162, 2013
一般社団法人 経営情報学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680687079296
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- NII論文ID
- 130004606755
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可