産業創成のためのカーブアウト型起業のその後・「カーブイン」について
書誌事項
- タイトル別名
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- Study on Carve-out venture for Industrial Creation
説明
高い技術力を特色とする企業にとって重要な問題である「イノベーションのジレンマ」の解決策の1つとしてカーブアウト(carve-out)が注目されている。カーブアウトは,経営陣が戦略的に事業の一部を人材とともに切り出し、利害関係を保持しながら外部のリソースを取り込んで事業化していくスキームである。カーブアウトにより、親元企業側では「選択と集中」が行われ,切り出した技術も事業化に向けて効率化と加速化が期待される.カーブアウト型起業は,親元企業とカーブアウトベンチャーの相互の利益がマッチした経営的に効果の高い新規事業立ち上げの形態といえる。しかし、事業化立ち上げに成功したカーブアウトベンチャーの行方についてはまだ、十分に議論されているとは言いがたい。本研究では、産業創成を目的としたカーブアウトを行った創業者の立場から、その後の方向性・「カーブイン(carve-in)」について検討する。
収録刊行物
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- 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
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経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2009s (0), 35-35, 2009
一般社団法人 経営情報学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680687203968
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- NII論文ID
- 130005049376
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可