効率的な現地調査のためのハンディGPS用データセットの作成
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- 小林 裕之
- 富山県農林水産総合技術センター森林研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Making handy GPS data set for effective field survey
説明
現地調査を効率的に行うために,富山県の民有林を対象に,林業関連の地理情報をGarminハンディGPS用に変換し,データセットを作成した。森林基本図,計画図はGeoTiff画像をMAPC2MAPCソフトウェアで,カスタムマップ形式より柔軟性の高い,Garmin BirdsEye形式(.JNX)に変換したところ,ファームウェアを改造したGPSで表示でき,本体のメニューから表示/非表示の切り替えができ,全県分の画像が32GBのマイクロSDカードに格納できることが確認できた。林道の線形データはShapeファイルをGPSMapEditソフトウェアでGarmin IMG形式に変換したところ,背景の地図画像上に正常に表示できたが,英語版GPSにおいて,林道路線名が日本語で表示できる機種とできない機種があることがわかった。林道の起点,終点(全県分約1,600点)やローカル山名(約600点)などは,カシミール3DからCSVファイルを経由してPOILoaderソフトウェアでGPSに転送したところ,ウェイポイント数の制限を超えたポイントを登録,表示,検索できることがわかった。
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 56-, 2014
一般社団法人日本森林学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680687516032
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- NII論文ID
- 130005474515
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可