社会の内なる野生
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- 石倉 敏明
- 秋田公立美術大学
書誌事項
- タイトル別名
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- 宇宙論の「境界」を更新するイヌとオオカミ
抄録
イヌは最古の家畜動物の一つと考えられているだけに、人間との文化的な紐帯は強く多様である。他方、それは野生種であるオオカミの仲間とも深い遺伝的つながりをもつ。本発表では上記の特性を踏まえ、特に日本の現代美術に現れたオオカミとイヌのイメージを検証し、人間の生活圏の内側と外側を行き来するイヌ科動物が、野生と馴化という両極を結ぶ宇宙論の境界をいかに更新するのか、という問題を考察する。
収録刊行物
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- 日本文化人類学会研究大会発表要旨集
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日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2015 (0), B17-, 2015
日本文化人類学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680688958592
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- NII論文ID
- 130005491594
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- ISSN
- 21897964
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可