岡山県3河川流域における実蒸発散量と水収支の推定
書誌事項
- タイトル別名
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- Estimation of Actual Evapotranspiration and Water Balance in Okayama Prefecture
抄録
本研究では岡山県の旭川,高梁川,吉井川の3河川流域における実蒸発散量および流域水収支を推定した。アメダス観測地点の気象データからMorton法,修正B&S法を用いて地表面被覆と標高を考慮した1kmメッシュごとの実蒸発散量を推定し,結果の検証にPenman式による蒸発散位も計算した。さらに,降雨と河川流量の差が蒸発散量であると仮定し,流域平均降水量をティーセン分割法で算出し,河川流出高は流量年表のデータを用いて流域水収支を求めた。その結果,修正B&S法による実蒸発散量は,都市部が最も低くなり一般的な傾向をとらえることができたが,Morton法はPenmanの蒸発散位とほぼ等しくなり過大に推定された。流域水収支の推定は,旭川流域では水収支から求めた蒸発散量と気象データから推定した蒸発散量の差が大きくなったが,高梁川や吉井川流域では近い値を示し妥当な水収支が推定できた。
収録刊行物
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- 水文・水資源学会研究発表会要旨集
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水文・水資源学会研究発表会要旨集 19 (0), 93-93, 2006
水文・水資源学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680688995200
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- NII論文ID
- 130004627770
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可