Study on Hydroinformatics with Distributed River Simulation Model

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  • 河川シミュレーションモデルを軸とした流域の水文・水質情報の統合に関する研究

Description

水を取り巻く様々な問題を解決するためには、一般市民を含めた利害関係者に様々な水文・水質情報を統合してわかりやすい形で提供しなければならない。河川シミュレーションモデルを軸として、小流域の情報を統合する分布型モデルは、そのための有力な手段である。管路及び開水路における水理計算に関してはサンブナン式を解く追跡モデルが欧米において開発市販されており、分布型モデルの次なる課題は、小流域からの流出をいかに記述するかにある。具体的には特定の小流域に最適なモデルを選択もしくは開発し、そのモデルのパラメータの同定法を確立することである。筆者らは河川の上流の森林流域を対象とし、雨水の浸透とその再流出を連続的に再現するモデルを開発したので、そのパラメータの感度分析を行った。観測流量の総量を勘案しながら、土壌における浸透能力を表すパラメータを行うことが有効であることが示された。

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  • CRID
    1390282680689388800
  • NII Article ID
    130004627544
  • DOI
    10.11520/jshwr.18.0.23.0
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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