プロッティングポジションの最適化について

書誌事項

タイトル別名
  • Optimization of plotting position

説明

プロッティングポジションは原データの水文資料の順位に非超過確率値を与える式を定めるものである。カナンによって整理されて以来30年以上が経過し、その後も検証されているが決定的なものが無く、いくつかのプロットが並存して使われている。近年プロッティングポジションを用いたノンパラメトリックな方法による確率値の推定方法が提案されているが、これに対応するプロッティングポジションの精度が重要になる。またプロッティングポジションが正しければ、それを用いて回帰分析や検定の技術と結びつけることが可能となる。これは極値統計の上でも意味が大きく、真の確率値を求める上でもプロッティングポジションの精度向上を図る必要がある。 ここでは以上の状況を踏まえ、プロッティングポジションとして何が適当かグンベル分布、対数正規分布および一般化極値分布を対象に検討したので報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680689883776
  • NII論文ID
    130004628252
  • DOI
    10.11520/jshwr.24.0.19.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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