安全な水供給による難民キャンプにおける就学率の向上
書誌事項
- タイトル別名
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- Improvement of School Enrollment Rate by Safe Drinking Water Supply in Refugee Camps
抄録
2000年にセネガルのダカールで行われた「世界教育フォーラム」において採択された目標の一つである「2015年までの初等教育の完全実施」に向けて、各国及び国際機関、国際協力機関等が活動しているが、現在、達成には難しい状況にある。特にサブ・サハラ地域は最も困難な状況にあり、就学率は約60_%_となっている。<BR>また、冷戦後、グローバル化の急速な進展による、武器や薬物の密輸、感染症などの拡散の問題や、冷戦構造の崩壊による、人種・民族、宗教などを要因とする紛争及びそれに伴う、難民・国内避難民・対人地雷・小型武器などの問題が発生しており、初等教育の完全実施に向けた安全な教育環境の確保すら難しい状況も発生している。本研究では、その中でも、平和と開発の持続的発展に重要な位置を占める難民への初等教育、特に就学率の向上について水をエントリー・ポイントとして検討を行った。
収録刊行物
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- 水文・水資源学会研究発表会要旨集
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水文・水資源学会研究発表会要旨集 19 (0), 44-44, 2006
水文・水資源学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680689893888
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- NII論文ID
- 130004627716
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可