ラット破骨細胞におけるイノシトール1,4,5-三リン酸受容体の局在について

DOI
  • 森川 和政
    九州歯科大学機能育成制御学講座口腔機能発達学分野
  • 後藤 哲哉
    九州歯科大学生命科学講座頭頚部構造解析学分野
  • 小林 繁
    九州歯科大学生命科学講座頭頚部構造解析学分野
  • 牧 憲司
    九州歯科大学機能育成制御学講座口腔機能発達学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Localization of inositol 1,4,5-trisphosphate receptors in rat osteoclasts

抄録

イノシトール1,4,5-三リン酸受容体(IP3R)は小胞体などの細胞内Ca2+ストアに局在するCa2+チャネルである。本研究ではIP3Rのラット破骨細胞における細胞接着との関わりを調べるために、IP3RのI型、II型、III型について分布を調べた。ラット骨髄細胞を10%血清、M-CSF、RANKL、活性型ビタミンD3を含むα-MEM溶液で一週間培養し破骨細胞を形成させ免疫蛍光染色を行った。IP3R-I型、II型は小胞体に局在し、III型は小胞体と細胞周辺部に局在しており、破骨細胞の細胞接着に関与している可能性が示唆された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680689958912
  • NII論文ID
    130007021979
  • DOI
    10.11495/jkds.kds65.0.35.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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