骨芽細胞様細胞におけるメカニカルストレスによる骨形成因子の発現増強とシグナル伝達
書誌事項
- タイトル別名
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- Increased expression in signal transduction pathways of bone formation factors on the osteoblast by mechanical stress
抄録
口腔顎顔面外科領域の再建手術において骨の再生を促進する技法として仮骨延長法が臨床応用されてきている。しかし、その骨形成促進メカニズムには不明な点が多い。そこで本研究では骨芽細胞様細胞へのin vitroにおけるメカニカルストレス(MS)が骨形成因子の発現とシグナル伝達機構に及ぼす影響について検討を行った。マウス骨芽細胞様細胞(MC3T3-E1), ラット頭頂骨由来骨芽細胞様細胞を実験に用い、培養細胞伸展装置(STRETCH®)にてMSを加え、ALP産生能、Osteocalcinの発現、骨芽細胞分化に必須である転写因子Runx2, AP-1の活性化をRT-PCR, Western blotにて検索した。シグナル伝達に関しては、MAPK (ERK, JNK, p38)の活性化とASK1の発現についてWestern blotにて検索した。MSにより骨芽細胞様細胞のALP, Osteocalcinの発現は増強し、MAPKの活性化はERK, p38に認められ、ASK1の発現は増強を示した。MSは骨芽細胞様細胞に対しその分化、機能を亢進させ、そのシグナル伝達にはMAPKカスケードが深く関与することが示唆された。
収録刊行物
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- 九州歯科学会総会抄録プログラム
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九州歯科学会総会抄録プログラム kds65 (0), 41-41, 2005
九州歯科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680689984384
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- NII論文ID
- 130007021993
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可