The simulation of the water and heat balance change considering development of irrigation in Aral Sea Basin

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  • 灌漑地の開発を考慮したアラル海流域における水・熱収支の経年変化の再現

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アラル海流域における水資源問題は20世紀最大の環境問題と言われており,現在でもなお流域全体の水資源量を考慮した水利用計画は存在しておらず,解決の目処がたっていない.そこで本研究は将来の水資源量を予測することで,流域全体を考慮した水使用計画を作るための科学的基礎を構築することを最終的な目標としている.しかしアラル海流域では観測値が非常に少ないので,水収支の解析には様々な仮定が必要であった.この仮定の精度を高めるため,今回は将来予測の段階として過去の水資源量の経年変化を再現した. 解析は陸面過程モデルSiBUCで行い,流域内の各グリッドで過去の水・熱収支を再現した.その際に過去40年間の灌漑面積の変化や,流域外へ取水される水量等を解析に反映した.

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  • CRID
    1390282680690181760
  • NII Article ID
    130004628156
  • DOI
    10.11520/jshwr.23.0.70.0
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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