ラット臼歯抜歯後の三叉神経節と抜歯窩における神経ペプチドの発現
書誌事項
- タイトル別名
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- Appearance of neuropeptides in the rat trigeminal ganglion and reinnervation of the healing root socket after tooth extraction
抄録
最近、神経ペプチドSubstance P(SP)が骨代謝を調節していることが示された。この研究では、抜歯窩治癒過程の骨代謝におけるSPの関与を調べるため、ラットの臼歯を抜歯し、三叉神経節と抜歯窩におけるSP、BDNF、NK1-R、TrkBの経時的発現を観察した。抜歯後、三叉神経節のSP、NK1-R、BDNF、TrkB陽性ニューロンの割合は、初めは減少し、その後増加して3日後に最多となったが、21日後にはコントロールと同様であった。抜歯窩では、7日後に新生骨とSP陽性神経線維が初めて観察され、14日後まで増加した。21日後には骨で満たされていた。これらの所見から、三叉神経節における神経ペプチドの発現と、抜歯窩治癒過程におけるSP陽性神経線維の再神経支配と骨修復の関連が示唆された。
収録刊行物
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- 九州歯科学会総会抄録プログラム
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九州歯科学会総会抄録プログラム kds66 (0), 15-15, 2006
九州歯科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680690230784
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- NII論文ID
- 130007022091
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可