統計的バイアス補正:大雨による手法比較

書誌事項

タイトル別名
  • Statistical Bias Correction: Comparison of Methods from Heavy Rainfall Perspective

説明

気候モデル出力に含まれるバイアスに対する取り組みは,主に空間解像度の向上を目的とした,いわゆる統計的ダウンスケーリングと呼ばれるプロセスと一括りに捉えられてきた.しかしながら,応用研究を対象とした場合に問題となるのは,空間解像度の精緻化のみではなく,バイアスの除去である事が多い.統計的バイアス補正に分類される手法は数多く開発されてきたが,複数の補正手法を直接比較・検証を行った研究,あるいは包括的にレビューを行った研究はほとんど存在せず,適用するバイアス補正手法によりどのような差が生じるか,及びそれが水災害影響評価にどのように反映されるかが不明,といった点が問題としてあげられる.そこで本研究では,治水安全対策の見地から大雨に着目し,地域気候モデルの日降水量出力に対して,文献上主要なバイアス補正手法を適用し,大雨の確率降水量により補正性能の比較を行う.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680690329216
  • NII論文ID
    130004628123
  • DOI
    10.11520/jshwr.23.0.40.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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