渇水被害軽減のため、人工降雨の可能性がある雲の出現状況
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- 越田 智喜
- いであ株式会社
書誌事項
- タイトル別名
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- The occurrence of seedable cloud In warm Season for mitigating water shortage problem.
説明
人工降雨を効率的に行うため、実施箇所の人工降雨に対するポテンシャルを調べることが大切である。今回、高知県早明浦ダム周辺(夏季の集中観測が実施地域)に注目し、人工降雨が有望な雲の出現状況について整理した。<BR> 「渇水期間」を『早明浦ダム流域において「取水制限」があったとき』と定義し、「渇水期間」が発生した月を「渇水月」とした。ひまわりで抽出した雲の平均降水量は、 「冷たい雲」「暖かい雲」とも、「渇水月」が「非渇水月」に比べて、小さかった。これは、ひとつの雲がもたらす雨量が小さいことを意味している。したがって、「非渇水月」の雲には人工降雨のポテンシャルがあると考えられる。
収録刊行物
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- 水文・水資源学会研究発表会要旨集
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水文・水資源学会研究発表会要旨集 23 (0), 106-106, 2010
水文・水資源学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680690368384
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- NII論文ID
- 130004628052
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可