Generation of <I>Kiss1</I> knockout rats evidencing the role of kisspeptin in regulating reproductive function
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- NAKAMURA Sho
- Nagoya Univ.
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- UENOYAMA Yoshihisa
- Nagoya Univ.
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- HAYAKAWA Yuki
- Nagoya Univ.
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- IKEGAMI Kana
- Nagoya Univ.
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- TOMIKAWA Junko
- Nagoya Univ.
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- MINABE Shiori
- Nagoya Univ.
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- GOTO Teppei
- Nagoya Univ. Nat. Insti. Physiol. Sci.
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- IEDA Nahoko
- Nagoya Univ.
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- TAMURA Chihiro
- Nat. Insti. Physiol. Sci. JST ERATO
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- SANBO Makoto
- Nat. Insti. Physiol. Sci.
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- HIRABAYASHI Masumi
- Nat. Insti. Physiol. Sci.
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- MAEDA Kei-ichiro
- Univ. of Tokyo
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- TSUKAMURA Hiroko
- Nagoya Univ.
Bibliographic Information
- Other Title
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- <I>Kiss1</I>ノックアウトラットを用いた繁殖機能制御におけるキスペプチンの役割の証明
Abstract
キスペプチン−GPR54系は,性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)分泌を介して生殖機能を制御することで注目を集めている。GPR54を欠損したヒトやマウスでは,一様に著しい生殖機能抑制が認められる一方で, キスペプチンをコードするKiss1をノックアウト(KO)したマウスの表現型は一定せず,正常な性腺機能を持つ個体が見られることから,GPR54の新たなリガンドの存在の可能性も示唆されている。本研究では,キスペプチンがGPR54のリガンドとして生殖機能制御に必要不可欠であることを証明することを目的とし,Kiss1 KOラットを作出した。このラットはKiss1遺伝子を赤色蛍光タンパクtdTomatoに相同組換えし,両アレルにtdTomatoの配列を有する。ラットの利点を活かし,黄体形成ホルモン(LH)分泌動態を詳細に解析するとともに,性行動を解析した。Kiss1 KOラットでは,脳内のキスペプチン発現が欠如し,性成熟に至らなかった。また,雌雄ともに著しく萎縮した性腺を有し,性腺除去後も, LHのパルス状の分泌は認められなかった。さらに,高濃度エストロジェンによってLHサージも誘起されなかった。エストロジェンを負荷した雌雄のKOラットは明瞭なロードシス反射を示したのに対し,テストステロンを負荷した雄のKOラットは雄型性行動を示さなかった。以上の結果からKiss1にコードされるキスペプチンは,GnRH/LHのパルス状およびサージ状分泌に必須であることが明らかとなった。また,キスペプチンは雌型の性行動には関与しないことが示唆された。一方で,同KOラット雄が雄型性行動を示さなかった事から,キスペプチンが性行動を制御する脳の雄性化に関与するという新たな機能を持つことが明らかとなった。本研究は生研センター「新技術・新分野創出のための基礎研究推進事業」の一部として実施した。
Journal
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- The Journal of Reproduction and Development Supplement
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The Journal of Reproduction and Development Supplement 105 (0), 1-, 2012
The Society for Reproduction and Development
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680692421504
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- NII Article ID
- 130005457479
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- Data Source
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- JaLC
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed