卵黄の代替物質として大豆レシチンを用いたウシ凍結精液の品質
書誌事項
- タイトル別名
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- Quality of frozen-thawed bovine semen diluted by soybean lecithin-based extender as an alternative substance for egg yolk
- 公開日
- 2015
- DOI
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- 10.14882/jrds.108.0_p-108
- 公開者
- 公益社団法人 日本繁殖生物学会
説明
【目的】牛精液の凍結保存に用いる卵黄希釈液の代替として,大豆レシチン希釈液を開発し,その有効性を検証する。【材料と方法】家畜改良事業団繋養のホルスタイン種または黒毛和種の種雄牛から精液を採取し,濃度等を最適化した大豆レシチン希釈液を用いて常法に従って希釈処理後,ストローに注入し液体窒素で凍結保存した(試験区)。対照区は,従来の卵黄希釈液を用いて凍結保存した。品質評価は,融解直後およびインキュベーション6時間後の精子運動率(精子運動解析装置を用いた38℃で細胞経路の平均速度[VAP]50µm/秒以上の精子の割合),生存かつアクロソーム正常率(PI不染の生存精子かつPNA-FITC不染のアクロソーム正常精子の割合),体外受精後の精子侵入率,ならびに人工授精による受胎率および分娩率で行った。【結果および考察】試験区および対照区で融解直後の精子運動率(種雄牛12頭平均)は,それぞれ49.6および49.6%,インキュベーション6時間後では,それぞれ36.9および35.5%,生存かつアクロソーム正常率は,それぞれ66.0および63.4%であり,各区に有意な差は認められなかった。体外受精による精子侵入率(種雄牛5頭平均)は,それぞれ91.5および96.0%であった。また,人工授精による受胎率(種雄牛3頭平均)は,それぞれ54.4(62/114)および53.6%(60/112)であり,分娩率はそれぞれ89.5(51/57)および82.5%(47/57)であった。これらの品質評価は,ホルスタイン種と黒毛和種の間で同様の傾向を示した。以上の結果より,大豆レシチンを卵黄の代替物質として希釈液に添加して用いた凍結精液の品質は,対照区との間に有意な差はなく,遜色のない凍結精液を生産できると結論付けられた。
収録刊行物
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- 日本繁殖生物学会 講演要旨集
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日本繁殖生物学会 講演要旨集 108 (0), P-108-P-108, 2015
公益社団法人 日本繁殖生物学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680693293184
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- NII論文ID
- 130005492045
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可

