有機配位子存在下でのFe(II)によるU(VI)の還元反応

DOI
  • 本多 剛
    東京大学大学院工学系研究科システム量子工学専攻
  • 斉藤 拓巳
    東京大学大学院工学系研究科システム量子工学専攻
  • 虎石 貴
    日本原子力研究開発機構
  • 長崎 晋也
    東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻
  • 田中 知
    東京大学大学院工学系研究科システム量子工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Reduction of U(VI) by Fe(II) with organic ligands
  • a spectroscopic study
  • 各種分光法による検討

抄録

有機酸存在下で鉄(II)によってウラン(VI)が還元されることを分光により確認した。鉄とウランの標準酸化還元電位を比較すれば水溶液中でウランの還元は進まないと考えられるが、ともに有機酸と錯体を作ることで還元反応が進んだと考えられる。ウランおよび鉄と有機酸の平衡定数から、還元反応を促す有機酸を分類し、またそのような反応が起きる条件を特定した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680695514880
  • NII論文ID
    130007028092
  • DOI
    10.11561/aesj.2006f.0.718.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ