Melting solidification of incineration residue generated from nuclear facilities

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  • 原子力施設の焼却灰の溶融固化に関する検討

Abstract

再処理関連施設から発生するTRU廃棄物のうち、不燃物は溶融固化処理することが検討されている。<br>溶融固化処理の際には、均質な廃棄体を得るため、また溶融温度を調整するために、各種の不燃物を混合して組成調整が図られるが、不燃物のうち焼却灰については、焼却した廃棄物によりその組成が変動するため、組成を把握することは難しい。また、不燃物中の焼却灰の割合は、廃棄物発生施設毎の処理を考えた場合大きく、他の不燃物との少量ずつの混合処理は困難である。<br>そこで、焼却灰の単独での溶融固化処理を念頭に、原子力施設から発生した焼却灰を模擬した組成により溶融固化処理を実施し、作製した溶融固化体を観察した。その結果、均質な溶融固化体の作製は、可能であり、固化体としての扱いが可能であることの見通しを得た。

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  • CRID
    1390282680696170880
  • NII Article ID
    130007028957
  • DOI
    10.11561/aesj.2005s.0.526.0
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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