惑星間航行用原子力宇宙船に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Study on a Nuclear Spaceship for Interplanetary Cruise
- (4)Reactor Thermal-hydraulics Design by using CFD code
- (4)CFDを用いた炉内熱流動設計
抄録
近年,長期に亘る宇宙空間での任務をこなす為,宇宙用機器のエネルギーシステムは,より複雑且つ巨大になってきている.したがって,高い安全性と信頼性を誇る大電力供給システムが要求される.本研究ではこれまでに,原子力を用いた惑星間航行用有人宇宙船の熱電供給システムの成立性が検討されてきた.このシステムは高速炉,スターリングエンジン,ラジエータパネルによって構成される.スターリングエンジンの高温側シリンダは原子炉のダウンカマー部に24基設置され,1基あたりに750[kWth]の熱入力が施される必要がある.この巨大な入熱を実現する為に,スターリングエンジンシリンダには1100本の伝熱管が組み込まれている.本報告では高速炉からスターリングエンジンシリンダへの入熱の実現性をCFDコードを用いて解析した結果について述べる.
収録刊行物
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- 日本原子力学会 年会・大会予稿集
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日本原子力学会 年会・大会予稿集 2010f (0), 334-334, 2010
一般社団法人 日本原子力学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680697318144
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- NII論文ID
- 130007030504
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可