FNSにおけるITER/TBM核特性実験

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タイトル別名
  • ITER/TBM neutronics experiments at FNS
  • (2) Analysis
  • (2) 解析

抄録

FNSのDT中性子源を用いて実施した一連のTBMモックアップ核特性実験(多層構造平板体系モックアップ、ペブルベッドモックアップ、反射体付平板体系モックアップ)の解析を、モンテカルロ計算コードMCNP-4C、核データライブラリーFENDL-2.1及びJENDL-3.3を用いて行った。反射体無しの実験では、平板体系、ペブルベッド体系とも、トリチウム生成率の計算結果は5%以内で実験結果と一致しており、良い精度でトリチウム増殖比を予測できることを明らかにした。一方、反射体付きの実験では、計算結果は10%以上実験結果を過大評価した。この過大評価の原因は、後方散乱の断面積に問題があるためと推測している。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680700183296
  • NII論文ID
    130007034668
  • DOI
    10.11561/aesj.2008s.0.713.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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