半導体検出器への動的しきい値TOT方式の適用

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Application of Dynamic Time over Threshold method to Germanium Detector

抄録

ToT方式はエネルギーをパルス幅にエンコードし、バイナリで伝送する信号処理方法でありマルチチャネルの信号処理システムによく利用されてきた。一方でToT方式は入力電荷とパルス幅に非線形的関係があり精度のよい計測が困難であった。本研究では動的しきい値を用いることで線形性の改善を行い、ゲルマニウム半導体検出器での検証を行った。動的しきい値を用いたToT方式(dTOT)はマルチチャネルの精度の良いシステムを構築するのに適している。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680700385792
  • NII論文ID
    130007034841
  • DOI
    10.11561/aesj.2012s.0.89.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ